不意打ちわさび

元渋谷IT企業OLが、故郷の長野と2拠点生活に奮闘するブログ

ヨソモノがナカのヒトになれる日はくるのか

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先日、ご縁があって小布施若者会議に参加してきました!

そのときの話を備忘録までに記したいと思います。

 

 

 

まちづくりの成功例といわれる「小布施」

学生時代、地域社会学をかじっていたので、「小布施」という街は何やら官民協働で街を変えたという噂は聞いていました。

 

こんなかんじで本になるくらい、界隈には名が知られています。

www.shinchosha.co.jp

 

私の解釈で、教科書的に小布施をたどると、小布施は半径2kmの円の中の小さな町なのですが、1960年代とかなり早い段階から「まちづくり」に焦点をあてて、栗の特産品化や街並みの修景に取り組んだ先見の明がまずすごい
しかも、「これは見るべし」という観光地があるわけでもないのに、栗グルメやアートなどを目当てに、年間100万人以上の訪問者を誇っているのがすごい

 

とはいえ、何だか傍から見ていると綺麗ごとばかりでちょっと食指が今まで動いていなかったのも事実でして…。でも見てもいないのに否定するのはよくない!と、今回お声をいただいたのを機に、小布施若者会議に参加することにしたのです。

 

実際に行って気づいた小布施のやばいところ

小布施若者会議は2月10日からの3日間。さっそくまちあるきなどをさせていただき、小布施を知るというところからスタートしました。

 

ここで私が感じた小布施やばいところ4点。 

・個人宅の庭を一般公開していたり、イベント中に深夜の図書館貸してくれたり…と解放的すぎるマインド

・一貫したブランディング、デザインを意識した街並み

・既存概念にとらわれないトップ

・街に参画していこうという町民の多さ

 

新しいことしたいけど結局固定概念にとらわれてしまう姿、たくさんみてきましたが、この街はなんだかわくわくすること革新することに恐れがないかんじがしました。

 


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(イベント2日目は町立図書館で深夜2時まで議論。木の下をイメージしたデザインがめちゃくちゃオシャレ。)

 

 

 視察が多すぎて、ヨソモノ慣れしすぎてしまっている問題

でもそんな町だからこその課題もあって。

視察で訪れるひとが多すぎるがゆえ、団体で歩いている人たちに慣れてしまっていたりとか、動きが多様すぎて町で何が起きているのかわからなかったりなど…。

 

それをもう少し生きやすくなるようなメディアつくろう、とモクモク考えてきました。 

考えるのがゴールではなく、プロトタイプを企てるのが今回の肝。どんな結論になるのかわたしもたのしみです。

 

 

 

#メモ

小布施で話題の「萌え断」なみかんケーキ。ジューシーなみかんとヨーグルトクリームが抜群でした。


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